悪縁になる前に
せっかくできた「視える」カナダ在住の日本人の友人。
ありがたい存在だから、大切にしていきたいと思っていた矢先、彼女の嫌な一面が目につくようになった。
自分も完璧ではないが、これ以上深く関わらない方が良いかもしれないと感じた。
愚痴、人の噂、自己憐憫、自慢や嫉妬――誰にでもそういう感情はあるものだが、毎回同じ話ばかり聞かされるのは疲れてしまう。
今朝は彼女を思い出した瞬間、青白い顔をした人がふっと視え、ゾクッとした。普段、霊などは視えないはずなのに、感じた気配が妙に気になった。
これはよくない。
彼女とは距離を置いた方が良さそうだ。
残念だけれど、自分自身を大切にするため、悪縁に発展する前に早めに関係を切り上げることに決めた。
そんな心の中での決意。