学生の時はとても仲が良く、親友と呼んでも良いかな?と思う大切な友人がいました。
しかし、わたしが海外に出て定住したことで少しずつ彼女とは価値観が合わなくなり、今ではだいぶ疎遠になりました。自分に子どもがいないからか?とも考えたのですがそういうわけでもない。話が合わなくなったのはいわゆる波長が合わなくなったということかもしれません。日本に帰る時は連絡してねと言ってくれていますが、合う話もほとんどないためこちらから連絡を取ることはもうないでしょう。
残念に思いますが考えてみると、環境が違えば思考も好みも常識でさえ変わってくるもので、こうなったのはごく自然な流れなのかもしれません。
そんなことを考えていたら、彼女の今がぼんやりと頭に浮かびました。
彼女には友人が多く、いつでも外に出かけるのが好きなイメージがありますが、みえたのは正反対。
1人でため息をついて、孤独を感じている様子でした。
ハァー。不安。どうしよう、、、と。音は聞こえないものの気持ちが漏れ伝わってくるような感じ。
彼女は彼女の母親と親友のように仲が良いんです。わたしは親とのことがなければ恐らく海外に出ることもなかったと思うので、こちらからすれば相当羨ましいんです。一方、彼女は海外で充実した生活をしているだろうわたしを想像して、羨ましいような、妬ましいような感情を持っているようでした。
ただの想像かもしれません。みえてきたものがちょっと意外で書いてみました。
社交的な彼女が孤独を感じているなんて想定外でした。しかし外でいくら盛り上がっても、家に帰るとふと孤独や虚無感を感じるというのはあることなのかもしれません。
人間は孤独なもので、自分のよき理解者は結局自分だけなのかなぁと。
でもね、孤独なのはわたしだけではないし、あなた一人だけでもない。多分みんなそうなのでしょう。
そう思うとちょっと勇気が湧いてきませんか。
もっと強くなろうと思いました。
強くなりましょう。